「とりあえずWordPressは立ち上がった。でも、ここから何をすればいいの?」
おめでとうございます。あなたの「城」は今、Webの世界に産声を上げました。しかし、今の状態はまだ、壁紙も貼っていない、鍵もかかっていない、剥き出しの骨組みだけの状態です。
このまま記事を書き始めるのは、玄関のドアを開けっ放しにして寝るようなもの。第3回では、Googleという名の「大切なお客様」を気持ちよく迎え入れ、かつ悪意ある侵入者からあなたの資産を守るための外壁塗装(SEO設定)」と「鍵かけ(セキュリティ)」を済ませてしまいましょう。
難しい専門用語は抜きにして、これだけは絶対に外せない「3つの儀式」をお伝えします。
1. パーマリンク設定:後から変えられない「運命の分岐点」
WordPressを開いたら、真っ先に設定してほしいのが「パーマリンク」です。これは記事ごとのURLの形(住所の末尾)を決めるルールです。
実はこれ、一度記事を書き始めたら後から絶対に変えてはいけません。 途中で変えると、せっかくGoogleが評価してくれた記事の記録がすべてリセットされ、SNSでシェアされたリンクもすべて「ページが見つかりません」というエラーになってしまうからです。
- プロの推奨: 設定を「投稿名」にしてください。
- なぜか: Googleは「そのページに何が書いてあるか」がURLから推測できることを好みます。後から自分の好きな英単語(例:
wordpress-setting)に変更できるようにしておくのが、SEO(検索エンジン最適化)の基本です。
2. SSL化という「信頼の証」:鍵のかかった安心な家へ
ブラウザのアドレスバーに「鍵マーク」は付いていますか? これを「SSL化」と呼びます。
今の時代、鍵がかかっていないサイトは、Googleから「このサイトは安全ではありません」と警告を出されてしまいます。せっかく読者が訪ねてきてくれても、玄関先で「この家は危ないですよ!」と警告されたら、誰も入ってきてはくれませんよね。
サーバー側とWordPress側の両方で設定が必要ですが、これは技術的な自慢のためではなく、「訪れてくれた読者を守る」という、発信者としての最低限のマナーです。この「誠実さ」をGoogleは見逃しません。
3. プラグインの断捨離:多機能より「軽やかさ」を
「あれもこれも便利そう」と、スマホのアプリのようにプラグインを入れすぎていませんか?
実は、プラグインの入れすぎはブログを重くし、表示速度を遅くする最大の原因になります。48歳の私たちが目指すのは、装飾過多な豪邸ではなく、「シンプルで、どこに何があるかすぐ分かる、風通しの良い家」です。
- 確信のナビゲート: 最初に入れるべきは、セキュリティ対策、画像圧縮、お問い合わせフォームの3つ程度で十分です。
- SNSの知恵: 成功しているブロガーほど、プラグインは最小限。テーマ(SWELL等)の機能を最大限に活かし、余計な負荷をかけないことが、結果的にGoogleアドセンスの合格や上位表示への近道になります。
4. 次の一歩へ
外壁と鍵が整い、ようやく安心して「中身」を詰め込む準備ができました。
次回、【第4回】48年の人生を「棚卸し」。あなたの経験を稼げるジャンルに変える選定術では、いよいよあなたの「経験」という名の家具を、どの部屋に配置していくか――つまり、ブログのテーマ選びについて深く掘り下げていきます。



