「サーバー? ドメイン? そもそも何から手を付ければいいのか分からない……」
第1回で「資産を築く」という覚悟を決めたあなたを、最初に行き詰まらせるのがこの「技術の壁」かもしれません。横文字の専門用語が並ぶと、つい「自分にはまだ早いんじゃないか」と弱気が顔を出しますよね。
でも、安心してください。今のWordPress開設は、私たちが若い頃に苦労したあの不親切なシステムとは別物です。現代では、「ボタン一つ」で世界中に自分の城(ブログ)を公開できるほど進化しています。
第2回では、48歳の大人が「安物買いの銭失い」をせず、10年後も後悔しないための「最強の土台作り」を解説します。
1. サーバーは「土地」:速度こそが、読者への最大の誠実さ
サーバー選びで最も大切なのは、月額料金の安さではありません。「表示速度」です。
想像してみてください。気になる記事をクリックしたのに、画面が真っ白なまま数秒待たされる。そんな時、私たちは迷わず「戻る」ボタンを押してしまいます。
読者があなたの貴重な経験を読みに来てくれたのに、土地(サーバー)が貧弱なせいで追い返してしまう。これは、機会損失であると同時に、時間を割いてくれた読者への「不誠実」にもなりかねません。
さらに、Googleは「速いサイト」を優先して上位に表示します。つまり、速いサーバーを選ぶことは、最初から追い風に乗って走るのと同じなのです。
- プロの推奨: 国内最速級の「ConoHa WING(コノハウィング)」か、圧倒的な安定感を誇る「エックスサーバー」の2択です。
- 大人の選択: 月額1,000円前後の投資で、24時間365日休まずに働く「超一流の営業マン」を雇うと考えれば、これほど安い投資はありません。
2. ドメインは「住所」:一生モノの「看板」を刻む
「https://〇〇.com」という、あなたのブログのURL。これがドメインです。
これは一度決めたら、後から変えることは極めて困難です。なぜなら、長く運営するほどそのURLには「信頼」が蓄積され、Googleからの評価が高まっていくからです。途中で変えるのは、せっかく築いた老舗の暖簾(のれん)を捨てて、またゼロから開店するようなものです。
SNSで愛されているアカウントは、名前もドメインも非常にシンプルです。
- 失敗しないコツ: 流行り廃りのない言葉、あるいは自分自身の名前(ニックネーム)を軸にしましょう。
.comや.jpを選んでおけば、Googleアドセンスの審査でも「しっかりとした運営者」という信頼感を与えられます。
3. 「時間を金で買う」のが、大人の賢い戦い方
ここで、かつて「無料」にこだわりすぎた、ある48歳男性のエピソードをお話しします。
彼は「1円もかけたくない」と無料ブログを渡り歩き、デザインや設定に半年を費やしました。しかし、結局システムの不具合や制限に阻まれ、1記事も書かずに力尽きてしまったのです。
一方で、最初から有料サーバーを借りた同い年の女性は、その日のうちにセットアップを終え、1ヶ月後には収益の第一歩を踏み出していました。
私たちの48年という人生経験は、「時間は、お金よりも取り返しのつかない資産である」という真実を教えてくれているはずです。難しい設定に頭を抱える時間はゼロにして、あなたは「価値ある言葉」を紡ぐことだけに集中してください。
4. 次のステップへ
土地(サーバー)と住所(ドメイン)が決まれば、いよいよ家の中を整える番です。
次回、【第3回】Googleに愛される外壁塗装。WordPress初期設定とプラグインの黄金比では、検索エンジンという名の「大切なお客様」を迷わせないための、必須の設定術をお伝えします。



