「自分には、人に教えられるような特別な才能なんてない……」
ブログのテーマを決めようとすると、誰もが一度はこの壁にぶつかります。キラキラした成功体験や、目立つ資格を持っている人だけが発信できるのだと、どこか気後れしてしまう。その気持ち、本当によく分かります。
しかし、断言させてください。48年間、この激動の時代を必死に生き抜いてきたあなたの中に、価値のない経験など一つもありません。
ブログの世界で最後に選ばれるのは、特別な天才ではありません。「自分と同じ悩みを持つ誰かのために、そっと解決策を置いておける人」です。第4回では、あなたの頭の中に眠る記憶を整理し、収益とやりがいに繋がる「最高のジャンル」を特定していきましょう。
1. 「得意」ではなく「痛み」を軸に選ぶ
多くの人が「得意なこと」をジャンルにしようとしますが、実はそこには落とし穴があります。
想像してみてください。あなたが人生の岐路に立ち、本気で答えを探しているとき、誰の言葉を聞きたいですか?最初から何でもスマートにこなした「天才」の言葉でしょうか。それとも、今のあなたと同じように苦しみ、迷い、それでも泥臭く壁を乗り越えてきた「先を歩く人」の言葉でしょうか。
「資格もないし、趣味も中途半端。何を書けばいいか分からない」と立ち止まってしまう時間はもったいない。あなたが過去に必死で向き合ったこと――仕事の挫折、体の変化、家族との衝突、あるいは今まさに挑んでいる「48歳からのブログ運営」そのもの。それらすべてが、誰かにとっての「救い」になります。あなたの「克服の記録」こそが、唯一無二の価値になるのです。
2. 48歳だからこそ語れる、深い悩みへの答え
人が夜も眠れずに検索する理由は、大きく分けて4つのカテゴリーに集約されます。それは「健康」「仕事」「人間関係」「お金」。
48歳のあなたは、すでにこの4つすべてにおいて、酸いも甘いも噛み分けた「当事者」としての深い経験があるはずです。 「最近、健康診断の結果が気になり始めた」「定年後の人生を考えて、副業を模索している」「親の介護や子供の自立で、家族の距離感が変わってきた」「投資を始めたいけれど、今さら聞けない」
こうした、あなたが今感じている「リアルな体温」こそが、読者の心に深く刺さるコンテンツになります。自分ならこの悩みについて一晩中語れる、そんなテーマを一握り、選んでみてください。
3. 「長く続けられること」が、最後には最大の武器になる
ジャンル選びには、もう一つ「大人の冷静さ」が必要です。 いくら「稼げる」と言われるジャンルでも、自分が全く興味のないことを書き続けるのは、心への負担が大きすぎます。
「流行りの投資情報を追いかけなきゃ」と必死になるより、「自分が好きで、つい調べてしまうこと」や「誰かに喜んでもらえた経験」を軸に据えること。それが、Googleアドセンス合格後、収益を右肩上がりに伸ばしていくための黄金律です。
数年後の自分を想像してみてください。「あの時、見栄を張って『稼げそうなジャンル』に逃げなくて良かった。自分の経験に正直になったからこそ、読者と深い信頼関係を築けたんだ」と、誇らしく思っているはずです。
4. 次の一歩へ
進むべき道(ジャンル)が見えてきたら、いよいよその「中身」を形にしていきましょう。
次回、【第5回】AIには書けない「体温のある文章」。読者の心を動かし共感を生むライティング型では、決めたジャンルをどうやって魅力的な記事に落とし込んでいくか、具体的な筆運びのコツをお伝えします。



