【2026年1月9日|禁煙9日目】苦しさより、退屈が一番あぶなかった

禁煙9日目。
今日は、これまでとは少し違う種類の一日だった。

苦しくて仕方ないわけじゃない。
吸いたくて暴れそうなわけでもない。

ただ、
なんとなく手持ち無沙汰だった。

28年間、
タバコは時間を埋める道具だった。

  • 何をするでもない数分
  • 考えがまとまらない時間
  • ちょっとした待ち時間

そこには必ず、タバコがあった。

今、その空白だけが残っている。

何かが足りないわけじゃないのに、
落ち着かない。

この感じが、
今日一番、危なかった。

正直、頭のどこかで思った。

「ここまで来たなら、
一本くらいなら大丈夫なんじゃないか」

怖いのは、
この考えが感情じゃなく理屈の顔をして出てくること。

28年吸ってきた自分は知っている。
一番多く失敗したのは、
「大丈夫だと思った瞬間」だった。

9日目の自分を助けたのは、
意外にも「何もしない」ことだった。

  • 退屈なまま、数分をやり過ごす
  • 無理に気を紛らわせない
  • 「今、退屈なんだな」と認める

タバコで埋めてきた時間に、
初めて何も足さなかった

それが、少しだけ怖くて、
でも少しだけ自由だった。

禁煙って、
新しい習慣を足すことだと思っていた。

でも9日目の今日は、
余計なものを足さない練習だった気がする。

退屈でもいい。
手持ち無沙汰でもいい。

それをタバコで消さなくても、
時間はちゃんと過ぎていく。

9日目。
まだ安心はできない。

むしろ、
静かな分だけ、気をつけたい。

派手な欲求がなくなった今、
一番怖いのは「油断」だから。

🔗 28年間タバコを吸ってきた自分が、禁煙を始めた日の記録
※迷ったとき、必ずここに戻る。

禁煙は、
劇的な変化じゃない。

「吸わないでも、何も起きなかった」
そんな地味な時間を
何度も積み重ねること。

今日は9日目。
退屈を、吸わずに越えた。

それだけで、十分だと思う。