静かな街にたたずむ大社
先日、神奈川県の秦野にある 出雲大社 相模分祠 を訪れてきました。
「出雲大社」といえば島根が有名ですが、この秦野の地にもご縁の神様を祀る立派なお社があるんです。小田急線の渋沢駅から少し歩くと、山の緑に囲まれた静かな空気が広がり、日常から少し離れた特別な場所に来たんだなと感じました。

やさしい空気に包まれて
境内に足を踏み入れると、背の高い木々がやわらかく陽をさえぎってくれて、涼しい風が頬をなでていきました。大きな注連縄がかかった拝殿の前に立つと、自然と背筋が伸びるような気持ちになります。
私にとっては、こういう瞬間ってとても心地よくて、自分をリセットできる大切な時間。

ご縁を願う時間
お参りをしながら、ふと「ご縁」って人との出会いだけじゃなく、自分の挑戦や新しい経験とのつながりも含まれているんだなって思いました。旅先でこうして心静かに手を合わせると、普段の生活では気づけないことに目を向けられる気がします。
そのあと境内をゆっくり歩いていると、小さな石碑や季節の花が迎えてくれて、ひとつひとつがやさしい彩りを添えてくれました。

おわりに
秦野出雲大社は、派手さはないけれど、心にしっとりと染み込むようなやわらかさを持った場所でした。縁結びのご利益を求めて訪れる方も多いけれど、それ以上に「自分と静かに向き合う時間」を過ごせるところが魅力だと思います。
また季節を変えて訪れれば、きっと違った表情を見せてくれるはず。次は春の桜や秋の紅葉の頃に行ってみたいなと、心の中でそっと願いました。