先日、前からずっと気になっていた箱根神社へ行ってきました。
湖のほとりに立つ赤い鳥居を目の前にしたとき、その美しさに思わず息をのむほど。大きな水面に映る鳥居の姿は、写真で見るよりずっと神秘的で、胸の奥まで澄んでいくような不思議な感覚になりました。

参道を歩き始めると、両側にそびえる木々からやわらかい光が差し込み、まるで歓迎されているみたい。緑の香りに包まれながら歩く時間は、都会の喧騒を忘れさせてくれる贅沢なひとときでした。
本殿にたどり着き、静かに手を合わせると、自然と心の中が整理されていくようで「また明日から頑張ろう」って素直に思えました。神社って不思議な力をくれる場所だな、と改めて感じます。
そのあと湖畔に出てみると、風が心地よくて、鳥の声や水の音がすごく優しく響いてきました。何もせずにただ景色を眺めるだけで、気持ちがすっと軽くなっていくのがわかります。
道中では、赤い灯籠や小さな石橋もあって、ひとつひとつが絵になる風景。女性の私からすると、こういう“日常では出会えない美しい瞬間”に心がときめくんです。

最後にもう一度鳥居を振り返ると、夕方のやわらかい光に照らされていて、また違う表情を見せてくれました。何度見ても飽きないその姿に、次は春や秋、季節を変えて訪れたいなって思いました。
箱根神社は、ただ観光する場所というより、自分の心を見つめ直せる特別な場所。女性としてはもちろん、一人でも、誰かと一緒でも、訪れるたびに違う気づきをくれるんじゃないかなと思います。
また新しい季節に足を運んで、そのときの自分がどんなことを感じるのか楽しみにしています。